令和7年9月1日〜7日 活動記録

【九都県市合同防災訓練】

幸手市にある権現堂公園で開催された第46回九都県市合同防災訓練に参加しました。災害への備えについて、知識と技術を学ぶ貴重な機会となりました。

専門機関の連携と安心感

訓練では、自衛隊、消防、警察といった専門機関が連携して災害に対応する様子を間近で見ることができました。各機関がそれぞれの役割を迅速かつ的確に果たす姿は、県民の安心を守るための確かな備えを感じさせてくれます。災害発生時に頼れるプロフェッショナルがいること、そして彼らが日頃から連携訓練を重ねていることを改めて知ることができ、大きな安心感を得ました。

災害時の「命綱」、通信手段の確保

会場で特に注目したのは、災害時に持ち運びが可能なWi-Fiサービス
スターリンク「00000JAPAN」です。昨年、私が予算委員会で質問したこの技術が実際に設置されているのを見て、大変嬉しく思いました。

この機器は、1台で約20メートルの範囲で50台が同時に接続できる優れものです。災害時には通信インフラが被害を受けることがありますが、こうしたポータブルなWi-Fiがあれば、情報が途絶えることなく安否確認や救助活動に役立てることができます。災害発生時の情報収集と共有がいかに重要か、改めてその大切さを感じました。

「備えあれば憂いなし」

訓練を通して、災害はいつ、どこで起こるかわからないということを再認識しました。だからこそ、私たち一人ひとりが防災意識を高め、日頃から食料や水の備蓄、避難経路の確認など、できることから準備しておくことが大切であると改めて実感できる機会になりました。

【県議会議事堂エントランスを彩る生花】

いつもありがとうございます。

作者:小原流 君村玉水
花材:のばらの実、ドラセナ(赤・緑)、晒(さらし)、ホウキグサ

作者インタビュー

Q:作品のポイントを教えてください。
A:テーマは「秋を感じたい!」です。まだまだ暑いですが、秋を先取りしてみました。
Q:秋を全面に感じる作品ですね。葉や実だけで構成される作品は珍しいですね。
A:そうなんです。花がなくても生け花はできるんだよということも皆さんへのメッセージの一つなんです。

※埼玉県ホームページより抜粋

【救う会埼玉と意見交換】

救う会埼玉の皆様と自民党県議団との意見交換会に参加しました。この意見交換会は、北朝鮮による拉致問題という、我が国が直面する最も重大な人権侵害について、改めて認識を深める貴重な機会となりました。

救う会埼玉の皆様からは、拉致被害者とそのご家族が抱える切実な思い、そして問題解決に向けた長年の活動についてお話を伺いました。被害者の方々が故郷を離れてから長い年月が経ち、ご家族も高齢化が進んでいます。一刻も早い解決が求められているにもかかわらず、事態は停滞しているのが現状です。

埼玉県が果たすべきリーダーシップ

このような状況の中、昨年、埼玉県は都道府県として初めて拉致問題の解決を求める条例を制定しました。これは、拉致問題を風化させることなく、県民全体で意識を共有していくための重要な一歩です。

意見交換会では、この条例に基づき、今後さらに積極的な取り組みを進めていくことの重要性を確認しました。具体的には、県民への周知活動を強化し、拉致問題の深刻さをより多くの人々に伝えるための啓発活動に予算を充てることなどが話し合われました。

私たちは、拉致問題が単なる過去の出来事ではなく、今もなお解決を待つ人々の命と尊厳に関わる問題であることを決して忘れてはなりません。埼玉県議会議員として、そして一人の人間として、この問題の解決に向けて全力を尽くすことを改めて心に誓いました。

拉致されたすべての方々が、一日も早く愛する家族のもとに帰れるよう、埼玉県がリーダーシップを発揮し、国や関係機関と連携しながら、粘り強く取り組んでまいります。

【埼玉県 県土都市整備委員会視察】

県土都市整備委員会の視察で、東京都内の2か所を訪問しました。今回の視察では、「下水道事業の推進」と「誰もが利用しやすい公園づくり」という2つの重要なテーマについて、先進的な取り組みを学ぶことができました。

下水道をエネルギー源に:後楽ポンプ所の視察

最初の視察先は、東京都文京区にある後楽ポンプ所です。ここでは、下水の温度が外気温に比べて「夏は冷たく、冬は暖かい」という特性を利用した、地域冷暖房の取り組みを調査しました。  

後楽ポンプ所では、日本で初めてとなる未処理の下水を熱源とする地域冷暖房を、平成6年から導入しています。このシステムは、大気熱を利用するヒートポンプに比べて、約20%の省エネ効果があるそうです。  

事業の実施にあたっては、下水道局と民間企業が共同で出資して設立した「東京下水道エネルギー株式会社」が熱供給を行っているとのことでした。公共と民間の連携によって、下水道資源を有効活用し、温室効果ガスの排出量削減に貢献しているこの事例は、本県が今後、持続可能な社会を構築していく上で非常に参考になるものでした。  

誰もが楽しめる公園へ:砧公園の視察

午後は、世田谷区にある砧公園を訪れました。ここは、「誰もが利用しやすい公園づくり」の先進事例として知られています。特に、障害のある子どもや有識者の意見を参考に設計された「みんなのひろば」を調査しました。  

「みんなのひろば」は、東京都が「だれもが遊べる児童遊具広場」として整備した最初の施設だそうです。既存の遊具を改修したり、撤去したりしながら、多くの子供たちが一緒に遊べる遊具を設置しています。  

また、この公園では、オープン後も利用者の声を聞きながら改善を続けています。例えば、弱視者でも分かりやすいように、出入り口の扉を鮮やかな色に塗り替えるといった工夫がなされていました。性別や年齢、障害の有無にかかわらず、全ての人が安心して安全に利用できる公園を目指すこの取り組みは、県営公園の整備を進める上で、大変参考になるものでした。  

今回の視察で得られた知見を、今後の県土都市整備委員会の活動に活かし、県民の皆様がより快適で暮らしやすい生活を送れるよう、尽力してまいります。

【地元星河公民館に自販機設置】

地元行田市の星河公民館に、以前から多くのご要望をいただいていた自動販売機がついに設置されました!

夏の猛暑が続く中、公民館を利用される皆さんの熱中症対策は喫緊の課題でした。私自身、ミニ集会などで皆さんから直接お話を聞き、地元の小林市議とともに、埼玉県や関係各所に働きかけを続けてまいりました。

今回、こうだ市長、社会福祉協議会をはじめとする公民館関係者の皆様の多大なるご尽力のおかげで、ついにこの設置が実現しました。この場を借りて、心より感謝申し上げます。

皆さんの「あったらいいな」という声が、こうして形となり、地域の利便性向上につながったことを大変嬉しく思います。

これからも、皆さんの生活に密着した課題を一つひとつ丁寧に解決し、より住みよい地域づくりに努めてまいります。

【地域の宝、「馬見塚ささら」神明社例大祭】

地域の伝統行事である神明社例大祭に参加させていただきました。秋晴れの空の下、太鼓と笛の音が響き渡り、境内の提灯が美しく揺れる中、活気あふれる素晴らしいお祭りでした。

このお祭りの主役は、古くからこの地に伝わる伝統芸能、「馬見塚ささら」の奉納です。勇壮な獅子舞が太鼓と笛の音色に合わせて力強く舞う姿は、まさに圧巻。その力強い舞からは、長きにわたり受け継がれてきた歴史と、それを守り続ける人々の情熱を感じました。

華やかな花笠をかぶった子どもたちの姿も見え、世代を超えて伝統が受け継がれていることを肌で感じることができました。地域に住む一人ひとりがこのお祭りに参加し、楽しみながら関わっている様子は、地域全体が一体となっているようで、心から感動しました。

 

文化を継承することの大切さ

近年、地域のお祭りを維持していくことの難しさも耳にしますが、今回のお祭りで、改めて地域の文化を継承していくことの大切さを強く感じました。

「馬見塚ささら」は、単なるお祭りではありません。それは地域に古くから伝わる大切な文化であり、世代を超えて地域の絆を深める「地域の宝」です。多くの人々の協力がなければ、この素晴らしい伝統は途絶えてしまいます。子どもたちに地域の文化を伝えることは、彼らの郷土愛を育み、未来へとつなぐ重要な役割を担っています。

こうした地域の文化や伝統を守り、次世代に継承していくことの重要性を改めて強く感じました。

祭りの準備に尽力された神社の皆様、関係者の皆様、そして参加された地域の皆様に心から感謝申し上げます。

【敬老祝賀式典】

みらい文化ホールで開催された令和7年度敬老祝賀式典に出席しました。

長年ご家族を支えてこられた在宅介護者14世帯と、50年の歳月を共に歩んでこられた金婚夫婦135組が表彰され、行田市長から表彰状と記念品が贈呈されました。代表して表彰を受けられた栗原常郎さん、美枝子さんご夫妻の満面の笑みが、ご夫婦の温かい歴史を物語っているようでした。

式典後のアトラクションでは、忍小学校吹奏楽部の皆さんが素晴らしい演奏を披露してくださり、会場は活気に満ち溢れていました。子供たちの若々しい音色に、多くのご高齢の方々が笑顔を見せていたのが印象的でした。続いて登壇された落語家の春風亭柳太郎さんの軽妙な語り口には、会場全体が笑いに包まれ、和やかなひとときとなりました。

日本の高齢化率は年々上昇しており、この市でも高齢化率は33.4%に達しています。式典でお会いした皆様の、生き生きとされた姿は、これからの社会を築いていく私たちにとって大きな希望です。

これからも、誰もが安心して暮らせる、活力ある地域社会の実現に向けて、県政の場で尽力してまいります。

敬老の日を迎え、改めて日頃から地域を支えてくださっている全てのご高齢者の皆様に、心からの感謝と敬意を表します。

【自民党青年局 大宮街頭活動】

自民党青年局長の中曽根康隆氏を迎え、大宮駅東口・西口にて街頭活動を実施しました。

急な日程変更にもかかわらず、多くの皆様にお集まりいただき、直接対話することができました。中曽根青年局長と共に、地域の方々の声に耳を傾け、ビラを配布し、未来に向けたメッセージを伝えました。

埼玉県議会議員として、そして青年局の一員として、皆様のご支援に心より感謝申し上げます。今後も地域の発展のため、尽力してまいります。

【今週の盲導犬パピーワラちゃん】

ふかふかの芝生の上で、まるで「今日はここで寝ます!」と言わんばかりにくつろぎ始めました。お日様をいっぱい浴びて、うっすら開いた目からは、夢の中でおやつでも食べているのかな?なんて想像が膨らみます。
お昼寝しているワラちゃん。この心地よい時間が、続きますように。